科学的に集中力を上げる方法(お子様にもぜひどうぞ)

脳機能向上チャンネル

科学的根拠に基づいた集中力、記憶力、メンタル、認知機能などの向上方法を掲載していきます。

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集中力を継続させる休憩法は、これだ!(集中力編11)

休憩する

集中力と休憩

休憩した後もなんとなくやる気が出ないなー、せっかく休憩したのになー、もうちょっと休憩しようかなー。と感じたことがある方は、多いのではないでしょうか。

作業の休憩ってどのくらいとるのが良いのだろう、休憩の時って何をすれば良いのだろうなどなど。休憩は、意外と奥が深そうですね。今回は、そんな休憩についてまとめてみました。

 

オススメの休憩時間

下記は、いずれも集中力の維持に役立つことがわかっている方法ですが、自分のコンディションによって試してみると良いかと思います。

 

ウルトラディアンリズム

90分作業 20分休憩 のサイクル

米国陸軍研究所の研究:研究によると、睡眠時に起こる90分毎のレム睡眠と同様に、目が覚めている時にも同じようにエネルギーが変動しているとのことです。

そこで、

90分の覚醒状態と20分から30分の眠気に合わせて、休憩をとっていくという方法です。

 

 The Daily Muse

52分作業 17分休憩 のサイクル

米国のニュースサイトThe Daily Muse調べ:実時間計測アプリによる計測で、最も生産性の高い人(上位10%)は、52分作業、17分休憩のサイクルを使っていたそうです。

 

ポモドーロテクニック

25分作業 5分休憩 のサイクル

起業家兼作家のフランチェスコ・シリロ氏考案:ニューヨクタイムズやハーバードビジネスレビューなどで紹介され、ビジネスエグゼクティブや国際機関職員も実践するようになっていった方法です。

 

休憩の方法

下記は、いずれも研究より成果が上がっているものです。皆様にあった方法があると嬉しいです(^_^)上記の時間を参考に、下記の休憩方法を使うと良いですね。

運動

こちらに詳しく書いてあります。

 

お笑い動画

休憩中、お笑い動画を見ると作業に取り組む時間が2倍になったそうです。また、定期的に大笑いする人ほどフロー状態(超集中状態)に入りやすくなることがわかっています。youtubeなどでお笑い動画を検索して見ると良いと思います。

 

猫動画

やる気アップ、不安軽減、幸福度アップ、ポジティブ感アップなどが確認されています。こちらもyoutubeに動画がありそうですね。

 

畏敬の念を感じる(壮大なもの、偉大なものに触れる)

メンタルが安定し、集中力が最適化されることがわかっています。図鑑、写真、youtubeの壮大な風景、宇宙の神秘の動画などなど。

 

瞑想

後日詳細をお伝えします!

 

何もしない、ぼーっとする

脳を完全に休息させる方法です。逆に、頭を使うこと(スマホを使う、テレビを見る、ネットサーフィンする)は、休憩にならず、休憩後の生産性を下げてしまいます。

 

休憩する暇がない人

タスクシフトがオススメです。

トロント大学の実験では、一つのタスクに集中し疲れた参加者も、タスクを切り替えたことで意志力が戻る傾向があったとされています。

その作業に対する集中力が減ってきたら、別の作業に切り替えるのも手かもしれませんね。

上記の休憩法と併用もできると思います。

 

昼寝

上記方法とは、別に昼寝も意志力の回復に役立つことがわかっています。

オーストラリアのフリンダース大学の研究では、10分の昼寝でも認知機能が回復することがわかっています。目を閉じるだけでも効果があるそうです。寝すぎてしまうと頭がぼーっとしてしまうので10〜30分の昼寝がオススメです。

 

お子様用

一番取り掛かりやすいのは、運動かなーと個人的には、思います。畏敬の念とか言われても難しいですもんね(汗)お笑い動画、猫動画なんかも今度は、その動画から離れられなくなっても大変ですしねー(大人も同じですが、、、)

 

私の感想

個人的には、運動(筋トレ)が一番効果がありました(^_^)この作業やりたくないなー、と思った時に高負荷な筋トレをすると、作業やりたくない感がかなり減りましたのでオススメです。

 

注意点

ご自分のコンディションにあった方法を選ぶことが重要だと思います。時間帯によって、休憩のタイミングを変えても良いかもしれませんね!