科学的に集中力を上げる方法(お子様にもぜひどうぞ)

脳機能向上チャンネル

科学的根拠に基づいた集中力、記憶力、メンタル、認知機能などの向上方法を掲載していきます。

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【集中力】冷水を浴びて集中力を鍛えよう!他メリット多数(集中力編10)

冷水を浴びる

冷水シャワーと心拍変動と集中力

前回、「心拍変動を高める」の時にも少し書いたのですが、他にもメリットが複数あることと、オススメの浴び方などもあるのでもう1度書かせていただきました。

いきなり冷水を浴びると言われてもそれは、きつそうだなーと感じるかと思います(私もそう思います(汗))。しかし、効果が複数あることと、時間がかからないことなどメリットが多いので紹介させていただきます。私も毎朝しています(^_^)

効果

フィンランドのオウル大学の研究より、冷水を浴びると迷走神経が刺激されて、心拍変動が高まることがわかった。(心拍変動が高まると、意志力アップ、ストレス軽減に繋がる

 

◯オランダで行われた実験では、冷水シャワーを30日間浴びたグループと何もしないグループに分けたところ浴びたグループは、29%風邪を引く確率が少なかった。(ホルミーシス効果(※))定期的な運動、エクササイズと組み合わせると、54%風邪を引く確率が少なくなった。また、参加者の多くが「冷たいシャワーで活力が増した」と回答している。

 ※ホルミーシス効果:強度であれば有害であるが、適度であればそれに抵抗した分、人体に有益になること

 

◯ホルミーシス効果でミトコンドリアが活性化し、アンチエイジングになることがわかっている。

 

◯身体を冷やすことで脳が身体を温める命令を出し、褐色脂肪細胞が働く。その結果脂肪が燃え、ダイエットに効果があることがわかっている。

 

方法

浴びる時間

30秒(※)冷たいシャワー(普通の水道水で出てくる温度)を浴びます。

※実験では、30秒、60秒、90秒にグループを分けているが、時間によって効果に有意な差は、なかった。

オススメの部位

場所は、褐色脂肪細胞が集まる首回りや、背中真ん中(両肩甲骨の間)です。

オススメタイミング

体を動かした後や熱いお風呂に入った後など体が温まった後にすると、抵抗感が少なくなります。

 

お子様用

お子様に冷水を浴びさせるのは、少しきついかなーと思いますので、身体を動かし、温めてからやや冷たいくらいのシャワーを浴びさせると良いのでは、ないでしょうか。これから少しずつ暖かくなってくると思いますで、取り組みやすくなってくるのでは、と思います。

 

私の感想

冷たいシャワーは、浴びている30秒は、かなりしんどいのですが、浴び終わるとすごく爽快な気分になります。実験参加者が活力が増したということがよくわかりました。

また、最近では、コロナのご心配もあるかと思います。免疫を上げる意味でも使える方法であると思います(^_^)

 

注意点

心疾患など循環器系に御持病をお持ちの方には、非推奨です。ご自分のお身体の調子に合わせて取り組むことが重要であると思います。