科学的に集中力を上げる方法(お子様にもぜひどうぞ)

脳機能向上チャンネル

科学的根拠に基づいた集中力、記憶力、メンタル、認知機能などの向上方法を掲載していきます。

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【換気】換気をすると集中力が上がる!?!(集中力編6)

換気をする

換気をして集中力をあげよう

換気をして集中力をあげよう!

効果

ハーバード大学の研究より、換気の良い部屋でテストを受けたグループは、換気の悪い部屋でテストを受けたグループよりも

◯認知テストのパフォーマンス:61%アップ

◯戦略的な思考力:183%アップ

◯情報を取り扱う力:172%アップ

と報告されています。

 

デンマーク工科大学の研究より、寝室の換気をして寝たグループは、換気していないグループより

◯翌朝の気分も良く、眠気も少なく、集中力が上がった。

◯論理的な思考力のテストの成績が良くなった。

◯睡眠の質が改善した。

と報告されています。

 

方法

換気を心がけることです。二酸化炭素モニターを使うとより詳細に部屋の状態がわかります。カスタム(custom)co2モニターco2-miniというもので、amazonに販売しています。

二酸化炭素濃度が1000ppmから1500ppmあたりから集中力、情報収集力、意思決定力の低下が認められています。それ以下の数値を目指すと良いですね。

 

寝室は、昼間のうちに換気しておくか、窓を開けて寝ると(季節や立地を選びます)良いかと思います。

1度試しに昼間換気をし、閉め切ったまま寝たら、朝方3000ppm以上の数値が出ていた(家族4人で寝ているからかもしれません)ので、昼間の換気のみは、充分ではないかもしれません。寝室の窓を開けたままに出来れば良いんですけどねー。家は、目の前が道路なので音が気になって逆に寝られなそう(泣)

 

お子様用

窓を開けて勉強するよう促すと良いかと思います。寒い日などは、定期的に換気をしてあげると良いですね。

 

私の感想

寒い時期、特に窓を閉め切りにして暖房をつけていると、頭がぼーっとしてやる気もなくなることが多かったですが、換気を心がけてから頭がスッキリしている状態が多くなりました。

冬場個室でガスファンヒーターを使っていたのですが、試しにそこで二酸化炭素濃度を測ってみたら数分で3000ppm超えました(驚)

 

注意点

車の排気ガスなどの問題もあるため、立地によって検討すると良いのでは、と思います。