【メンタル】メンタルが壊れるポジティブシンキングの罠!!!(メンタル編2)
メンタルとポジティブシンキング
メンタル編2です。
メンタルの安定にはよく、ポジティブシンキングだ!と言われたりします。嫌なことがあった時に
「自分の良い姿を想像しろー!」
「自分は、好かれる人間だー!」
「未来は、希望に満ち溢れている!」などなど
しかし、ポジティブシンキングは、逆にメンタルにダメージを与えてしまうことがわかっています。
それでは、見ていきましょうー(^_^)
ポジティブシンキングの研究
研究(1)
【対象】
心理学科の学生68名(男性32名、女性36名)
【グループ】
性格テストにより下記グループに分ける
◯自己肯定感の高いグループ
◯自己肯定感の低いグループ
自己肯定感:自分の存在を肯定的に見ている感覚
【方法】
◯両グループに「自分は、愛されるべき人間である」という言葉を複数回唱えさせる。
◯その後の自分の感情を紙に書き出す。
結果
【自己肯定感の高いグループ】
◯気分は良くなったが効果は小さかった。
【自己肯定感の低いグループ】
◯気分が落ち込み、自己肯定感が下がってしまった。
この論文は、3つの研究について書かれているのですがいずれも上記のような結果で、効果があっても小さく、逆に気分の低下が起きて、自己肯定感が下がることが示されました。
(他にも研究がありますが、ポジティブシンキングで鬱傾向が悪化したなんていうデータもあります(2))
このことに関して研究者は、
1つの可能性としては、過度に肯定的な賞賛をすることで、矛盾した思考を引き出すことが考えられる。
とのこと。
要するに、「自分は、すごい。自分は、愛されるべき」など思うことで現実との乖離、矛盾が起きより気分が低下してしまうということですね〜。
う〜ん、確かに無理している感じがありますからねm(_ _)m
現実との乖離がこのような現象を生んでしまうので方法は↓
方法
ポジティブシンキングは、一般的に「不安、悩み、イライラ、葛藤」など負の感情が起きた時に気分をプラスの方向に持って行こうとして使われています。そのような負の感情が起きた時には、
①無理にポジティブシンキングしない(さらなる気分の低下を防ぐ)
②今の自分を受け入れておく(負の感情に対する反応の改善)
→自分は、苦手なところダメなところがたくさんある。そこは、受け入れる。しかし、ここは役に立てる。 ネガティブな部分も含めて自分なのだ。というような考えを持つ。
③負の感情自体を受け入れる(負の感情のダメージを軽減)
→今後記事にします。
次回、自分を受け入れる具体的な方法やメリットをさらに記事にする予定です。
雑感
これは、今の私に足りないところです。自分を受け入れる心を作っていきたいと感じながら書いている所存ですm(_ _)m
ぜひぜひ参考に〜( ^_^)/~~~
ツイッターでも脳機能向上の情報を発信しています。