科学的に集中力を上げる方法(お子様にもぜひどうぞ)

脳機能向上チャンネル

科学的根拠に基づいた集中力、記憶力、メンタル、認知機能などの向上方法を掲載していきます。

MENU

【記憶力】N-backトレーニングは、意味があるの??(ワーキングメモリ編10)

N-backトレーニングとワーキングメモリ

f:id:aka-yuri:20200624112532p:plain

ワーキングメモリ編10です。

ワーキングメモリを鍛える方法としてN-backトレーニングというものがあります。

それが実生活に役立つのかワーキングメモリに変化は、あるのか

を見ていきたいと思います(^_^)

 

ワーキングメモリとは。ワーキングメモリを鍛えるメリット。

 ↓こちらをどうぞ

 

N-backトレーニングとは

N-backトレーニングは、連続で表示される文字、数字その位置記憶しておくタスクです。1つ前のものを記憶するものが一番難易度が低く、2つ前、3つ前と難易度設定ができます。

www.youtube.com

 

N-backトレーニングとワーキングメモリ

研究の概要(1

【メタ分析】

 N-back課題に関する計33件の論文を対象に行われた。

 

結果は、どうでしょう〜??(◎_◎;)

 

研究結果

◯N-backトレーニングは、ワーキングメモリ認知機能流動性知能には、非常に小さな効果しかなかった。

なにぃ〜!(◎_◎;)

 

f:id:aka-yuri:20200624105130p:plain

1のfig.6)

WM Non-verbal   N-backそれ自体のうまさ

WM Verbal   ワーキングメモリ能力

Gf Non-verbal  認知機能

Gf Verval      流動性知能

下の軸の-0.20から1.00が効果量です。効果量0.50あたりで効果があると言えるくらいなのでかなり微妙な感じですね、、、

 

 

方法

◯非常に小さな効果しかないと理解した上で、取り組んでみたいなら取り組む

という感じですかね〜m(_ _)m

 

雑感

この論文を見るまでは、N-backトレーニングをしていたのですが、今はう〜んという感じですね〜。結構神経を使うトレーニングなので効果が非常に小さいとなるとなかなか手が出ませんねm(_ _)m

ぜひぜひ参考に〜( ^_^)/~~~ 

 

ツイッターでも脳機能向上の情報を発信しています。