【記憶力】N-backトレーニングは、意味があるの??(ワーキングメモリ編10)
N-backトレーニングとワーキングメモリ
ワーキングメモリ編10です。
ワーキングメモリを鍛える方法としてN-backトレーニングというものがあります。
それが実生活に役立つのか?ワーキングメモリに変化は、あるのか?
を見ていきたいと思います(^_^)
ワーキングメモリとは。ワーキングメモリを鍛えるメリット。
↓こちらをどうぞ
N-backトレーニングとは
N-backトレーニングは、連続で表示される文字、数字やその位置を記憶しておくタスクです。1つ前のものを記憶するものが一番難易度が低く、2つ前、3つ前と難易度設定ができます。
N-backトレーニングとワーキングメモリ
研究の概要(1)
【メタ分析】
N-back課題に関する計33件の論文を対象に行われた。
結果は、どうでしょう〜??(◎_◎;)
研究結果
◯N-backトレーニングは、ワーキングメモリ、認知機能、流動性知能には、非常に小さな効果しかなかった。
なにぃ〜!(◎_◎;)
(1のfig.6)
WM Non-verbal N-backそれ自体のうまさ
WM Verbal ワーキングメモリ能力
Gf Non-verbal 認知機能
Gf Verval 流動性知能
下の軸の-0.20から1.00が効果量です。効果量0.50あたりで効果があると言えるくらいなのでかなり微妙な感じですね、、、
方法
◯非常に小さな効果しかないと理解した上で、取り組んでみたいなら取り組む。
という感じですかね〜m(_ _)m
雑感
この論文を見るまでは、N-backトレーニングをしていたのですが、今はう〜んという感じですね〜。結構神経を使うトレーニングなので効果が非常に小さいとなるとなかなか手が出ませんねm(_ _)m
ぜひぜひ参考に〜( ^_^)/~~~
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