室温の調節で生産性が変わる!?(脳機能編7)
室温の調節
室温を変えるだけで作業のパフォーマンスが上がるのは、とてもお手軽で良いですよね。今回の研究は、そんな室温に関する研究です。
効果
◯認知機能、生産性の増加
542人のドイツ人を対象にした研究(1)です。(男性:59% 女性:41%)
室温と認知機能、生産性の関連性を性別ごとに調べた実験です。
以下の室温に分けて、3つのタスクを行いました。
室温
①16〜19℃ ②20〜25℃ ③26〜28℃ ④30〜32℃
タスク
①数字加算タスク ②言葉作りタスク ③認知反射テスト
①数字加算タスク 以下引用(1) 横軸:温度 縦軸:正答数
②言葉作りタスク
③認知反射テスト
④全体的な回答数
上記のことから
男性は、温度が低いほどタスクのパフォーマンスが高い
女性は、温度が高いほどタスクのパフォーマンスが高い
ことがわかります。
方法
自分一人で作業する時
男性:室温を低めに設定する
女性:室温を高めに設定する
男女同室で作業する時
難しいですが、間をとって27〜28℃あたりがベストなのでしょうかね。(よくオフィスでも使われる設定ですよね。)
上記のものもあくまで傾向として出ているものなので参考にし、試すことをお勧めします。
お子様用
今回のものは、大人対象の実験ですので参考にならないかもしれません。すみませんm(_ _)m
ただ、室温が認知機能、生産性に影響があることは、確かなので子供の勉強の捗り具合と温度を照らし合わせて試してみると良いかもしれません。
私の感想
部屋で一人で作業することが多いので寒い時期は、窓を開けて厚着して作業しています。換気と合わせることができるので効率が良くオススメですよー(^_^)