【習慣化】習慣化のコツは、これだ!(習慣化 後編)
習慣化のステップ3
今回は、習慣化の後編です。
習慣化の流れは、前回のもので完成なのですが、さらに習慣化の確率を上げるものを紹介します。
前回の流れにさらに今回の知識を加えることでよりさらに習慣化に近づくと考えています。
習慣化の確率を上げる3つのネタ
①ピアプレッシャー
【効果】
習慣化を定着しやすくする。
【方法】
◯一緒にその習慣を行う人を作る。(※)
◯人に宣言する。
※ウェストチェスター大学のジム通い習慣化に関する実験
グループ1:通ったら80ドルのamazonギフト券をもらえる。
グループ2:ペアを組んでジムに通わせる。
グループ3:週の半ばに「他の方は、1週間のゴールを達成しました」と伝える。
結果、最もジムに行く回数が増えたのは、グループ2でした。他2グループが微増なのに対し、グループ2は、以前の3倍ジムに通う日数が増えたそうです。
②習慣化の重要性を知る
【効果】
習慣化への意欲増加
【説明】
デューク大学の研究で、人間がどのくらい習慣に行動を支配されているかを調べた。結果、習慣は人生の45%もの時間を支配していることがわかった。
このことから習慣化は、人生を変えると言っても過言ではないものということがわかりますね。
③どうにでもなれ効果(The What-The-Hell Effect※心理学用語です)を知る
様々な方法で試してみてもサボってしまうことがあるかもしれません。そんな時起きてしまうのがこれです。
【効果】
挫折感を予防する
【説明】
どうにでもなれ効果とは、しっかり計画していたことを少しサボった時や忘れた時に、「もういいや計画通り行かなかったから今回の習慣は、ダメだった。全部やめちゃえ」と、途端にやる気がなくなってしまう現象です。(気持ちわかりますねー笑)
言い回しが面白いですが心理学の専門用語にもなっています。(ということは、大勢この感情が起きているということです!)
これは、そこまで頑張ってきて数回できているにも関わらず起きたりします。前の自分から見れば数回しているのだから大きな成長をしているはずなのになぜかこういうことが起きてしまうんですねー。
【対策】
これは、まずそんな現象があるんだなーと理解しておくことが対策になります。今自分は、この現象に陥っているだけだ、何も一回の失敗で全部やめることはないではないかと。
また、USビジネススクールは、この効果を避けるために3つの方法を推奨している。
1長期目標を作る
「腹筋を毎日30回」だけではなく、「腹筋が割れるようにする」など。
2「やめる目標」を「やる目標に変える」
これは、悪い習慣を直す時用ですが、お菓子を食べるのをやめるではなくて、お菓子を食べない回数を増やすという目標に変える。
3失敗から立ち直れた日をカウントする
サボってしまった時に、そこからどうにでもなれ効果に飲み込まれずに、また再開した日を数えて、やる気を維持する。
お子様用
ピアプレッシャーが使いやすいかと思います。家に帰ってきてすぐ宿題をさせたい時は、よく遊ぶお家の子も宿題をしてから遊ぶという環境を作っておくなど(そのご家庭と要相談)。
読書を習慣にしたいなら親子で習慣にしようと決める。(最近この方法でうちの上の娘(7歳)がやっとこできるようになってきました。)
〜ここから余談〜
ここからは、余談でエビデンスなしの私の小学校教員の時の経験からなのですが、読書を習慣化させたい時は、その本が面白いものである必要があると思います(親がこれを読ませたい!ではなく)。読書に関しては、はっきり言って楽しければ勝手に読む可能性もあります。よく教室で怖い話を読んでいたのですが保護者の方から「家で本を読むようになった」、「欲しいものは、何かを聞いたら怖い話の本と言っていた」など複数の方からお話いただきました。ですので、その習慣自体が面白くできる場合には、面白くできるほど習慣化の確率が上がって行くことと思います。(エビデンスなしの余談でゴメンナサイ(汗))
ただやっぱり面白いものと面白くないものどちらが習慣化しやすいと言ったら面白いものですよね。(ここら辺も私の方で文献は知らないのですが、そりゃそうだろーすぎて研究の必要性がないかもしれません。)
私の感想(短文)
どうにでもなれ効果を知った時は、「わかるなー」と思いました笑
注意点
前回と同じです(^_^)