科学的に集中力を上げる方法(お子様にもぜひどうぞ)

脳機能向上チャンネル

科学的根拠に基づいた集中力、記憶力、メンタル、認知機能などの向上方法を掲載していきます。

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知っておくべき!集中力低下を引き起こすもの一覧とその対処法(集中力編16最終回)

集中力の低下を引き起こすもの一覧

猫と集中力

今回は、集中力編の最終回です。(今の所)

ですので、趣向を変えて、逆にこれをすると集中力が下がるよーという視点でお伝えしたいと思います。今までの記事のまとめでもあります。

集中力の低下を引き起こすものとその対処法

ジャンクフードを食べる

ジャンクフードと集中力

根拠

マッコーリ大学の研究で1週間ジャンクフードを食べたグループは、そうでないグループに比べて、海馬(学習、記憶に関するエリア)に機能障害が発生し、食欲の暴走も起きた。

 

対処

if thenプランニング(もし〜が起きたら〜をする、という科学的にも有効性が認められている手法)を作る。

もしジャンクフードを食べたくなったら、、、

◯2分間そのジャンクフードの匂いを嗅ぐ。(サウスフロリダ大学の実験より。2分間嗅ぐとその匂いに満足できる、飽きるため食欲を抑えることができる。)

◯15分早歩きをする。(インスブルック大学の実験。空腹の状態で早歩きしたグループは、そうでないグループに比べてジャンクフードを食べる確率が少なかった。

◯ジャンクフード以外のものを食べる。

 

肥満(運動不足との関連も深い)

肥満と集中力の関係

根拠

ニューヨーク州立大学バッファロー公の研究で肥満傾向にある男性は、標準男性よりテストステロン(自信、意志力、集中力に関係があるホルモン)値が低かった。

 

対処

プチ断食(心拍変動を高める効果も有り)、運動

後日、自己コントロール力を高める方法の際に詳しく記事にできたらと思っております。

 

作業そのもがつまらない

作業がつまらない 集中力

根拠

ミシガン大学の研究では、モチベーション低下に悩む病院清掃員に「ジョブクラフティング(※)」を行なった。その結果、清掃員のモチベーションが上がり、劇的に作業スピードが向上した。

※その仕事をする価値を再定義、再認識、再確認する方法。

この研究においては、清掃員に定期的に患者と話す機会を設けた結果、病院の清掃とは、「命を救う治療の一つなのだ」という考えが生まれた

 

対処

例えば、ブロガーであれば、そのブログの価値を再認識し、「エンターテイメントブロガー」「モチベーション向上ブロガー」など名前をつけてみる、プロフィール名を変えてみる。

 

スマホ(などのデジタルデバイス

 

睡眠不足

 

音楽・騒音

 

太陽光を浴びない

 

運動不足

 

お子様用

下記にも、記述しますが、運動することでかなり多くのことが解消されそうです。外遊び、散歩などの軽めの運動でも定期的にすることで生活自体を大きく変える可能性を秘めていると思います。

 

私の感想

ジャンクフードは、私の中では盲点でして、これを知る前は、かなり食べてました、、、(汗)スマホの制限と同時期にジャンクフードの制限に取り組んだのですが、結果、集中力だけでなく、モチベーション、ストレス、身体の不快感が激減したことを覚えています。

複数同時に取り組むほど効果が大きいと思いますよー(^_^)

 

全体を通して

ブログをここまで書いてきて、やはり「運動」が相当重要なことがわかってきます。というのも

運動と集中力の関係

運動をすると、

 

◯人生を豊かにする脳内物質が出る

◯やる気が出る

◯心拍変動が高まる

◯ジャンクフードを食べる確率が減る

◯睡眠の質を上げる

◯肥満解消につながる

◯公園などであれば、太陽光、自然の恩恵もあり

◯運動で身体が暑くなって、冷水を浴びやすくなる(こじつけ)

 

など集中力アップのテクニックの多くを同時に取り入れることができるからです。

ぜひ皆様の運動に取り組むモチベーションアップの一助になれればと思います。

 

ただ、急に運動しろと言われても難しいですよねー(私も最初そうでした。)

次回からは、自己コントロール能力を上げる方法(or習慣化に使える方法)を記事にしたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願い致します(^_^)