科学的に集中力を上げる方法(お子様にもぜひどうぞ)

脳機能向上チャンネル

科学的根拠に基づいた集中力、記憶力、メンタル、認知機能などの向上方法を掲載していきます。

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【集中力】瞑想の種類とメリット一覧(集中力編13)

瞑想する

 

瞑想と集中力

効果と方法

基本的に全ての瞑想において集中力の増加が認められています。

瞑想の種類によってさらに別のメリットがあります。

どの瞑想においても

決めた時間中、意識がそれたら意識を向ける、意識がそれたら意識を向けるということを繰り返します。その過程において脳が鍛えられ、集中力の増加などが見込めます。

 

呼吸瞑想

効果:不安、後悔などのネガティブ思考が減少

方法:呼吸に意識を向ける瞑想。「今空気が鼻腔を通って肺に入ったなー」、「鼻から空気が出て行っているなー」etc

 

ヴィパッサナー瞑想

効果:客観性、メタ認知力のアップ

方法:自分の思考に意識を向け、実況中継をする瞑想。「今、夕飯を何しようか考えたなー」、「このあと何しようか考えているなー」、「今外の人の話し声が気になったなーなど」etc

 

ボディスキャン瞑想

効果:不安、後悔などのネガティブ思考が減少

方法:身体の各部位に順番に意識を向けていく瞑想。「肩が少し重いなー」、「座っているお尻あたりに圧迫感があるなー」、「つま先あたりが少しピリピリているなー」etc

 

慈悲の瞑想

効果:ストレス軽減、ポジティブな思考強化、共感能力の向上

方法 :自分または、他人の幸せを祈る瞑想。「〜さんが幸せでありますように」、「私が幸福でありますように」、「私の悩みや苦しみがなくなりますように」etc

 

食事瞑想

効果:食生活の改善、空腹感減少、ダイエット効果

方法:別のことに気が逸れないように、食事のみに意識する瞑想。テレビを見たり、会話をしたりせずただ黙々と食事をしていく方法。

 

歩行瞑想

追加効果:不安、後悔などのネガティブ思考が減少

瞑想方法:歩きながら身体に意識を向ける瞑想。「かかとが上がった」、「つま先が地面から離れた」、「かかとが地面に着いた」ということを繰り返します。

 

瞑想時間

瞑想は、続けることが大切です。最初は、3分くらいにしてみて、習慣化したら時間を伸ばしていくのが良いと思います。研究では、20〜25分の瞑想を8週間続けるという研究が多いですが、10分の瞑想を一回しただけでも効果があるという研究もあります。まずは、10分を目指してゆっくり取り組んでいくと良いのではないでしょうか。

 

お子様用

子ども(小学生)の瞑想も効果があることが示唆されています。カリフォルニア州のある学校では、毎日瞑想を行ったところ成績、出席率の向上が見られたそうです。また、2004年に発表された研究結果では、ADHDの子の集中力の増加が見られたそうです。

親子で短く時間を決めて瞑想していくと良いかもしれませんね。

 

私の感想

私は、歩行瞑想を実践していますがとても注意力の向上に役に立っているように感じます。歩行瞑想の場合、運動と太陽光のメリットも同時に受けられますのでとてもオススメですよ(^_^)

 

注意点

特になしです。